「げ」とか、「しょい」とか
「…げ」って、自分の中では、地元の言葉であったのに、いまや共通語になっている。
「…げ」というのは、~のようなという意味であり、えいごでいうところのLikeにちかい。
この接尾語というのは、自分の地元では当たり前のように使われていたが、いつの間にか、東京進出していた。
使用法としては、京言葉というか、古文の名残であるから、現在の使われ方には、本来の意味と変わらないし、まったくよいのだろう。
ただ、感じるのは、東京でこの「げ」が使われるのは、本来の意味どおりに使われたり、古い言葉の新鮮さが故使われるのと同時に、「の方ですか」「よろしかったでしょうか」のような最近の表現のように、なんだか、回りくどさや婉曲的表現としても使われているようだ。
対人関係のクッションのような感じ。
使われ方に違和感は感じるけど、自分の地元みたいに、「うれしげ」のような反対の意味を持つような言葉がでてくると、きっと、違和感を感じないようになるのだろうし、言葉の広がりを感じるだろうな。
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