るみこばあちゃんは元気だろうか?
いつも、隠れて?拝読させていただいていたpataさんのサイトで、饂飩巡礼という記事が掲載されていた。
それぞれの饂飩の良さとかすごく雰囲気が伝わってくる旅行記で、ブームは沈静化した感はあるけれど、これから、巡礼するにはとても参考になるのではないだろうか。
(あと、気づかされたのが、ブログというのは、まとめて読みたいときは、時系列なので、読みづらいということ)
自分にとって、うどんというのは、学校の近くにあった「さか枝」であり、自宅近くの「かどや」か「中西」でしかなくて、このブームのおかげで、(ほとんどの)讃岐人が、自分たちが恵まれている場所に生まれ育っていたという事実を再認識させられ、日常では訪れなかった(近所しか行かない)うどんやにも遠出するようになったと思う。
(そのおかげで、谷川にも行くことになったのだけれど、あの青唐辛子を売ってくれないかなぁ。あれで、白飯を食べてみたい。僕の愚妹は、ここのうどんが好き。)
東京に出るまでは、身近すぎて、好きじゃなかったし、そば好きだった。
東京に来て、そばの文化の幅広さ(蕎麦湯や蕎麦掻とか、居酒屋状態)に驚いて、ますます好きだった。
(だけど、麺類のくせに、高すぎじゃあという思いもあった。)
そばの話はまた今度にして、タイトルにある「るみこばあちゃん」は、池上といううどんや(製麺所というほうが正しいかな)のおばあちゃん。dancyuに掲載されたり、NHKでも特集されたりして、ちょっとした有名人。
県外の方を連れて、帰省しているときに行ったことがあるのだが、おばあちゃんの人柄も素晴らしいし、うどんも素晴らしい(製麺所なので、目の前で打っているしね)のだけれど、ここの良さは、ねぎが太ねぎである点もいいところだと思う。東京の人にはありがたいのでは?
讃岐うどんというのは、ねぎは、基本的に、細ねぎ(万能ねぎとかあさつきとよばれるもん)が使われるので、太ねぎは珍しい。ここでは、食べ方が、だし醤油をかけて、食べるだけ(卵は、オプション。自分で冷蔵庫から出してくるか、机に乗っているものを使う)なので、太ねぎが苦味とか食感がアクセントになって、美味しかった。
当時、卵つきで90円。(今は、100円らしい)
ここも、讃岐うどんの深さというかゲリラ度を堪能するには、いいところなので、機会あればどうぞ。
あっ、もし、行くのなら、うどんだけでなく、一鶴(かしわ:丸亀の土器川店をお薦め!)とふみや(お好み焼き)に必ず行ってください!
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コメント
とても旨かった 元気かな?
投稿: 大嶋克行 | 2021.01.08 20:08
TBありがとうございます。
コメントにも書きましたが、ぼくは老後に秋冬を過ごす家を香川か徳島に持ちたいと思っているんですよ。
四国は料理人は大阪、京都でキチンと修行している人たちが多いし、素材はより新鮮ということで、何を喰ってもウマイ。小さな土地なのに、山や川がけっこうあり、もちろん海もあるということで(実際に暮らすとなると大変でしょうが)、本当にあこがれてます。
投稿: pata | 2004.08.12 05:45