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2004.10.10

渋谷の清涼剤、「サバラン(SABARAN)」

この表現がこれほどふさわしい食事処はないと思っている。
店名とは関係なく、イタリアンのケーキや美味しいお店ではない。
誰も読んでいないに等しいブログだけど、良く行くお店は、なんとなく紹介を控えてしまっている。
だけど、やっぱり「うまいもんはうまい」と言って、同志が増えることも悪いことじゃないと思うので、紹介する。

渋谷にある洋食屋である。このお店。渋谷のまさに喧騒が始まる109とセンター街の近くにあるのに、この静けさだけでも、特筆もの。まさにエアポケット。窓際の席に座れば、眼下に、その喧騒を見ながら食事ができる洋食屋さん。

いわゆる東京の有名な洋食屋さんではなく、誰でも気軽に入れる街角の洋食屋さんで、気合を入れる必要はない。
コーヒーだけでも、かまわない。きっと。あの優しいマスターの微笑ですべてを許してくれるだろう。
ここが洋食屋さんだなぁと感じるのは、オーナーシェフではなく、マスターが接客で、シェフは、違うというところがノスタルジック。

9月を過ぎると、カキのメニューを出してくれる(カキフライとカキのグラタン)ので、秋が深まる頃、数回は行く。
まあ、関係なく、数ヶ月に一度は、行くのだけれど。
今日は、久々に訪問。今年初の、サバランのカキフライ。おおぶりなカキフライ、6個とポテトサラダ、キャベツなど付けあわせとライスで¥980。
あの大きさであれば、納得の値段。
開店して間もない時間に、行ったので、技術も素晴らしいし、油も軽く、フライとしては、最高の状態で食することができた。ありがとう。ホンマ。言葉もなく、黙々と喰らい、満腹中枢が刺激されないうちに、カキフライだけもう一皿といいたい衝動に駆られた。

一緒に行った人間は、ランチのハンバーグのセットを取ったのだけれど、これもまたそそる。
ランチは、ワンプレートで出てくるのだけれど、いわゆる付けあわせパスタが多い(ナポリタンではなく、バジリコ)のとハンバーグもなかなかなのだが、鮭のムニエルが大きく、焼き加減など最高であった。¥600は安いねえ。
コーヒーやスープをつけても、ランチ時間中(11時~15時)は、¥200なので、¥1000で収まる。
¥600なら、弁当を買ってきたり、牛丼屋で、特盛を食らう値段と同等なので、トライしてみることをお勧めします。
ランチは、4種類ありました。

ちなみに、ランチは、数年前までなかったはず。通い始めた10年ほど前(あの時は、毎日とまでは行かなかったけど、数日に1回は、バイト仲間と連れ立っていってたな)は、セットというものしかなく、これもA~Dまでのセットで、900円前後で、ライス、スープ、サラダ、メインのセットで、Cセットにコーヒーをつけて、良く食べていたなぁ。
こちらは、メニューに記載があるので、こちらのほうがお徳かも。セットは、ワンプレートではなく、一皿一皿供してくれる。

ちなみに、ここでの看板とされているのは、「オムライス」と店名を冠した「サバランピラフ」です。
メニューにありませんが、どちらも、大盛といえば、かなりの量にしてくれます。確か+150円かな。10年前で。
ここ数年食べていないので、わからないのですが。

「オムライス」は、最近の流行のような、卵が割ったら、とろとろといった感じではないですが、スタンダードな感じで、美味しいです。

「サバランピラフ」は、敢えて、どんなものか表現しないでおきます。お店に行って聞いてみるか、とりあえず、頼んでみてください。ヒントだけ言うと、ソースがピラフの周りにあります。

この二つは、大盛でよく食べていたけれど、社会人になり、その他のメニューを食べることができるようになって、食べたいのは食べたいのだけれど、他のものばかり食べてしまって最近は食べてないので、どちらかとセットを食べるような、下品な事をしてみたいなぁと、今日、改めて思った次第。

メニューも豊富で目移りしてしまうし、正直、繁盛具合から言うと、多すぎじゃないかと心配してしまうのだけれど、これからもなくなって欲しくない本当にいいお店です。

追記1:卒業するときに、高価な部類に入るステーキをおごってくれたTの心意気は忘れないなぁ。
追記2:いつも楽しませていただいているpataさんのB級グルメのテイストにあうかなとおもい、トラックバックさせていただきました。
追記3:場所の詳細を明記していませんでしたね。スクランブル交差点を渡り、東急本店に向かう道、109のイベントスペースを左に見て、センター街に右に入ることができる細い道の角のビルの3Fです。
1Fが、アイスクリーム屋(#確か、31)、2Fは、不二家で、裏側にあるエレベーターで3Fへ。
さらに補足すれば、109をはさんで、渋東シネタワーの点対称といえばいいかな。わかりにくいか…

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コメント

数年前になくなり、ご子息か親戚の方が湘南にお店を出されているようなのですが詳細については、わからないのです。お役に立てず申し訳ないです。でも、きっといいお店じやないかなあと。

投稿: Bard | 2011.08.11 18:59

サバランって今もあるんですか!?
私がよく行ったのは昭和39年頃ですが、その頃あったサバランと同じ店なのかな?
今とは全く異なる渋谷の路地裏の雰囲気を懐かしく思い出します。

投稿: FUSA | 2011.08.11 11:50

こんにちは。
レバ刺しは本店にもありますけれど。
最近は夏場だけでなく諸事情でレバ刺し中止している時も多いような。
レバ刺し食べられないと遠のいてしまいます(笑)。
私はここ数年で飲みの後の頭痛がどこから来るのかわかりまして・・・
何故だか発泡酒・焼酎の甲類はダメなんですね。
知らない店では生とか、サワー類は飲まないようにしています。
ビールは瓶で、焼酎はロックか、焼酎の銘柄指定してウーロン割にしたり。
ウィスキー類は大丈夫なんでけれど、ロックで飲むので飲み過ぎてしまい(^^;
生を安心して飲めるギネスのある店とかは結構好きですけれど。

投稿: リー | 2005.02.14 00:19

過去ログよんでいただいているとのこと。
ありがたい限りです。
どうぞ、気分を害さない程度にお読みいただければ、うれしいです。
(時々、泥酔状態のエントリもありますが、ご勘弁ください)

レバ刺しは、僕の記憶では、公園通りのほうしかなかった記憶がありますが、どうでしたでしょうか…鶏刺しだったかな。

湯豆腐も、飾り気がないところがいいですよねぇ。ジャンボシューマイは、懐かしい味で、思い出すだけでなきそうになります。先日も学生時代からの友人とその話で盛り上がりました。

この前、ウルフルズが番組でインタビューをやっていて、変わらない風情がたまらなかったです。

アイルランドにご興味がありますか。むっちゃいいところですよ。
パブであれば、(まだエントリに記載していないところも含めいくらでもご紹介できます!)

キルケニーは、エールのビールで、僕自身は、いろいろある中で、ほぼ完全体、完璧に近いビールと思っています。バランスのよさ、色のすばらしさ、すべてで。ブームでベルギービール!(うまいのも多数ありますが)とか言っている方には、キルケニーを飲めといいたいぐらい。

残念ながら、諸般の事情で、最近ギネスと比して、生については、衰退気味です。
おいてあるお店は、なかなかの気概があるので、お店の方とそんな話をしてみるものいいですよ。
そうそう、ロゴのデザイン、色の配色は、惚れ惚れしますよねぇ

投稿: bard | 2005.02.09 22:01

過去ログは少しずつ読んでいます♪

アイリッシュパブにはあまり行ったことがないのですが・・・近い将来行きたい所のひとつにアイルランドがあります。

映画は大好きです!
日本映画を応援しているので、邦画を観ることが多くなっていますが、もちろん洋画も好きです。

「いせや」に行ったらレバ刺し2皿は頂きます。
今時だと湯豆腐も楽しめますね。

2階の不二家も行ったことがないわけじゃありませんが、3階の方が落ち着きます。

ギネスよりキルケニーを飲むことが多い私。

投稿: リー | 2005.02.07 22:25

過去ログは読むと失望しますのでお避けいただいたほうが…
食事関係と映画絡みは力いれてますけど。
(もっとも重要なパブねたもですが)

映画がお好きなんですね。私も大好きです。
吉祥寺の「鳥良」なつかしいです。
それよりもなつかしいのは、もちろん、「いせや」ですけど。
サバランで恋を語っていたなんて、かわいいですね。2階の不二家に行かないところが、気概(男気?)を感じます。
皆、いい連れでしょうね。今でも。

サバラン未踏のメニューオフを実現しましょうね。

投稿: bard | 2005.02.06 00:14

bardさん、早速レスありがとうございます。

先ほど更にコメントを送信したつもりだったのですが、上手く送信出来ていなかったようで・・・

リンクの件、ありがとうございます。
そんなbardさんに出逢えて嬉しいです。

これから度々こちらをチェックさせて頂きたいと思います。
まずは数日かけて過去ログをすべて読んでみます。

機会を作ってぜひサバランオフしましょう~♪

私はサバランの定番はありませんが。
ボリュームにも味にも満足しています。
18歳の時高校時代の友人たちと何時間も恋について語ったことは昨日の事の様に想いだします。
いつ行っても変わらない暖かい雰囲気が大好きです。

今日は吉祥寺の「鳥良」で鳥鍋みそ味を食べて来ました。同伴者には好評でした。
同じメンバーで、正月ふぐを食べに行った時は、ポンズの味しかしないと不評でした。

投稿: リー | 2005.02.05 23:54

リーさん
はじめまして。
コメントありがとうございます。
とっても、想いがツタワリマス。いいですよねぇ。サバランの存在。渋谷にあれがあるだけで、年を重ねても行く理由があります。ご主人は、まったく年をとりませんし。
こんなコメントいただくと、嗚呼、行きたいという感じでたまらないですね。
サバランオフ、いいですね。マスターも、そんなことがおきたとしても、あの笑みで、すべて許してくれるでしょうね。
いや、うれしいです。サバラン好きな方がいらして。
ちなみに、リーさんは、何が定番ですか?


リンクさせていただきました。あまりにうれしくて。もし不都合ありましたら、ご連絡ください。

投稿: bard | 2005.02.05 21:06

bardさん、はじめまして。

本日ちょっとしたことで渋谷「サバラン」を検索したら貴殿ブログを発見。
書き込みを読んで思わずレスさせて頂きたいと思いました。
先週私は久しぶりに「サバラン」に行きました。ランチの安さに驚きましたが。変わらない雰囲気が大好きです。

私が「サバラン」に初めて行ったのは18年ぐらい前ですかね。良いお店知っているんだよと行って友人をひっぱって行ってもそのお店がなくなっている事って良くあって。それっていつ行った店?と聞かれ、よく考えると10年・15年ぶりだったり。呆れられてしまうことも。
そんな中「サバラン」は変わらずにいてくれて、マスターも変わらない(年も取らない?(笑))。ホント嬉しい店です。

bardさんとサバランオフしたいなって思っちゃいましたよ(笑)初めてでいきなりな奴ですみません。

投稿: リー | 2005.02.05 12:26

ご存知かと思いましたが、是非、今度、どうぞ。

祝!10万アクセス!!

投稿: bard | 2004.10.11 00:51

ありがとね!

投稿: pata | 2004.10.10 23:04

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