いろんな涙をスウィングに変えて
スウィングガールズを観た。日比谷で。先週末。
予定としては、「誰も知らない」と二本立てで、観るつもりだったのだけれど、この映画のみになってしまった。
率直に言うと、ストーリーもなかなかにうまいなぁ。おさえてるというのか。
だけど、結構編集でカットしたんだろうな。部分部分で、納得いかない、スムーズでない、ところもあるけれど、まあ、観客としても、それほどの厳密さを求めない気分にさせてもらっているので、よいのでは。
この矢口史靖監督って、若手女優の連れ出し方がうまいし、キャスティングうまいなぁ。
彼が連れ出すと、メジャーになりますよという感じがある。
上野樹里は、てるてる家族で、秋ちゃんを演じていて、冬ちゃんともども、存在感を増してくるだろうなと思っていたし、元仮屋ユイカは、思春期に、男が誰もが、憧れを抱くような役を演じていて、作品全体と同じで、かわいらしさにあふれていた。
あと、驚いたのは、客層の幅広さ。小学生の女の子連れの親子が多かったのはなぜだろうか。文化庁が後援しているから??
それから、映画の端々に、今の都市に対する地方、田舎の生活風景が、しっかり描写されているのが、良いのでは。
TVか、映画館かといわれたら、映画館。ぎりぎり。
できるだけお安く観るのが一番いい。それと、監督、きっと、コミットメンツ好きだろうなとおもった。
結構、似ているなぁと感じたな。
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