I'm not strong enough...(The Incredibles)
先日までの怒涛のような出張で行った大阪で、初日にミスターインクレディブル(邦題)を観た。
以前のエントリで感想は追ってと書いていたと思うので、感想とともによかったセリフを取り上げる。
映画の感想から。PIXARらしい期待を裏切らないよくまとまった楽しい作品。
ひとりひとりのキャラクターやその能力など本当に、よく考えられているなぁと関心。
全体に溢れる元ヒーローの、ごくごく普通の生活ぶりが、誰でも親近感を持てる。
だけど、不満も残ってるのも事実。PIXARの映画を”濃く”大好きな人は。多分。
エンディングも意外とあっさり終わってしまうし、赤ん坊がもうすこし伏線として生きてくるのかなと思っていたが、さほどストーリーに絡まずだったしねぇ。
必ず涙しそうになるシーンが盛り込まれるのだけれど、今回は、本当に無かった。薄かった。
どのキャラクターが好きだとかは言いづらい。早い話が、キャラクターグッズを買いたい気持ちにはならなかった。
しいて言えば、奥さんとなるのだろう。次点に衣装デザイナー?のおばはんとかフロゾンとかになるのかな。
CGの表現の幅が広がって、というか何でも表現できてしまう時代になって、当初からそうだけど、ストーリー重視の傾向が強まっていると思う。
なんていうのだろうか、CGだからこそという、特別に意識したカメラワークとかが無くなってきたように思う。
初期のころは、自然に、かつ、うなるようなカメラワークというか、CGで無ければ、そんなところからは撮れないといったシーンがあったと思うけど、今は少なくなっていると思う。
で、シーンの解説は割愛するとして、
父さん(Bob)が、妻(Helen)に言ったセリフ"What? No, I just... I'm not strong enough... "のくだりは、よかった。
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