フェンシング日本選手権をみたぞ!太田対岡野
暇にまかせて、TVをつけたら、フェンシングの選手権をやっていた。
(#ずいぶんご無沙汰なネタ)
いや、この3週間の締めである主張先の大阪のホテルで読んでいた朝日新聞にわが地元の海向かいの岡山で選手権の結果が出ていたので、気になっていた(ちなみに、日経にはでていなかった)
太田選手を観る事ができる絶好のチャンス!かもと思ったりしたが、仕事のため、行けなかった。
(それよりも、スラムダンクのイベントに行きたかったのだが)
それに、尊敬、かつ、かなり遠いけど間接的にお世話になっているかもしれない市ヶ谷さんもエペで優勝しているなど、なんだか、久しぶりに会場で観たい気分に包まれていたのだ。
そんな個人的な経緯があったところに、ふとTVをつけたら録画放送。
決勝戦、太田(同志社)対岡野(警視庁)を観た。
始まってすぐに、この10年のルール改正に気がついた。
15点勝負になったとは聞いていたが、3分3セットで闘うとか、審判器のランプは、アタックした側に点灯(以前と逆)するとかいろいろと隔世の感が…
TV的なビジュアルのわかりやすさを追求しているのだろう。(競技的に難しいと思うけど。)
さて、試合の印象。岡野選手は、最初の1セット目での、幸運さが続いたのが勝利の一因かなぁと思った。正直。
太田選手をいなすだけの技術、経験、力量は十分にあるので、優勝に値するすばらしい選手だなとも思うが、おそらく、過去の戦績の勝率では、太田選手には負けているのだろうと感じた。
ただ、練習も含めて、お互いに多く試合をしている分、あのような展開(観戦していない方ごめんなさい)になったのかなと思う。
手首が柔らかくて、正確性もある。嘘!と思えるようなリポストもあった。
ただ、気になったのは、通常の構えの際に、剣を少し大きめに回していることが気になった。
普段は、アグレッシブな試合をするというし、コントル(カウンター)をもらいがちなのでは、なんて思いました。
しかし、今回の試合は、勝手な憶測が正しいとするならば、その逆の展開で、優位に試合を進めた。
一方で、はじめて観た太田選手だけれど、結果が敗北というのもあるけれど、圧倒的な凄みを感じるほどではなかった。むちゃくちゃ、超がつくほど技術があるのは間違いないし、あの攻撃性、精神性はすばらしいものを感じたのだが、「ごめんなさい」と言いたくなる感じではなかった。
あの試合展開(観戦していない方ごめんなさい)で攻め続けることができる、逆転の匂いを出せるのはスゴイ。
多分、あの日は、ほんの少し間合いや、剣先が普段と違ったのではないだろうか。
試合展開のポイントは、
3(太田)-6(岡野)から、岡野が1ポイント奪って、3-7にしたところと
7(太田)-9(岡野)から、岡野が2ポイント連続で、7-11にしたところで、
どちらも、岡野がポイントを奪ったことで、試合が決まった気がしました。
タラレバですが、特に、3-6から、太田がとっていると試合は違う展開だったでしょう。
そこは、経験?偶然?もあってか、岡野がポイントをとれたことで、余裕やぐっと勝つための展開に持ち込みやすくできたのは間違いないと思う。
嗚呼、誰にもわからないエントリを書いてしまった。
たまっている内容がまだ、たくさんあるのに…
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コメント
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投稿: bard | 2004.12.12 23:26
もっと詳しく書いてもよかったが、これでもかなり省略しました。
実際、わかってくれるのは、貴方だけと思って、勢いとともに書いてみました。(いつも勢いだけど)
こんな形でもフェンシングの盛り上げができればとおもって、カテゴリ作ったのよ。
次の北京まで??、ブログを続けて、太田さんを応援せねば。
投稿: bard | 2004.12.12 23:24
わかるぞー.
日記にも書きましたが,デイリーポータルZでもフェンシングネタがありました.フェンシングがもりあがるといいなー.
投稿: いちはら | 2004.12.12 10:39