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2005.03.29

リズムを感じろ…(Cool Runnings)

1993年の佳作。邦題「クールランニング」。
ただ、熱くて、誰でも楽しい作品。熱帯の国でウィンタースポーツを行おうとする一見、無謀ともいえる大いなる挑戦をする若者たちの青春。そのコントラスト、若さゆえの熱さが、なにかしら人を微笑ませる映画。さすが、ジョン・タートルトーブ。
そして、実際にあった話。
日本でもスマッシュヒットして、長野五輪でも、実在のジャマイカチーム参加で、当時、結構取り上げられていたので記憶にある人も多いかも。

その中で、ジャマイカのチームが、物語の冒頭では、強豪のスイスチームの掛け声を見よう見まね・真似て、"Eins,Twei,Drei"(アイン、ツヴァイ、ドライ:1,2,3[ドイツ語])と、言いながらボブスレーに乗って練習しているのだけれど、ある時、真似ではなく、自分たちらしさ・やり方の重要性に気づいて言う時の台詞がかわいくて素敵だった。

いや、なぜ思い出したかというと、仕事がドイツに絡む仕事で、たまたま、人が数を数えているのを聞いて思いだした。

で、気に入っているのは、下記。

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"Feel the rhythm, feel the rhyme, gear on up, it's bobsled time!"
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かなりセンスの無い直訳ですが、意味はこんなところ。
「リズムを感じろ、詩を感じろ、ギアをあげて、さあ、ボブスレーの時間だ」(ああ、きつぅ。訳すと。参考訳ということで)

まあ、訳ではなく、韻としての音の流れが素晴らしい台詞なので、訳すこと自体がナンセンス。

この台詞を、主人公たちが自らのジャマイカンなリズムに気が付き、(皆が期待する陽気な)ノリのよさを発揮して言うもんだから、とってもキュートだったのを思い出しました。

ところで、この部分の字幕なり、日本語吹き替えはどう訳したのだろうか…
韻を踏ませてのよさは出ないだろうなぁ。訳すと。

作品「クールランニング」については、こちらから。
追記
確か、この作品を最期に(前後に?)、ジョン・キャンディーがなくなったと記憶している。

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