いけぶくろうとすれ違った
世の中、晩飯時ぐらいの時間から、池袋でお仕事。力仕事。
できれば、場所柄、アイリッシュ パブ探訪とか、世界のビール拝見と行きたかったが、ちゃんとお仕事。
池袋は、数年ぶりに訪れた。埼京線にのることはあったり、乗換えることはあったけれど、街に降りるのは久しぶり。
10年近く前、練馬に(特に週末だけ)居候させてもらったりしていたりした。
池袋には、ある一時期馴染みがあって、それが、自分にとって激変のときだったからか、妙に親しみと記憶を消したいような感覚が混ざっていて、最近は、運良く、用事もないので心の中で遠ざけていた。
久しぶりに行った街は、まあ仕事なので、それほど記憶や自分の中の微妙な感情を呼び覚ますほどではなかったが、仕事帰りに一瞬通りすぎたいけぶくろうが、自動改札の波にのり始めたころ、昔の一瞬を思い出させてくれました。
街には、そのにおいととともに個人の記憶がバインドしますね。
音楽とも近い。あらためて。
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コメント
池袋は、その現役をもちろん知りませんが、巣鴨プリズン、赤線のまちという歴史を、ちゃんと引きずっている街ですよね。
ずいぶん年を隔てた自分でも、その雰囲気を感じられます。(そう思い込んでいるかもしれませんが)
紆余曲折あるまち、労働者のまち、そういうほうが、街も人も味がありますよね。
それほどすきでもなくても、年を経ると、好感を持ちはじめることもありますし。
最近、まちって、清濁が大事だと思いました。
投稿: bard | 2005.09.13 23:51
私、生まれも育ちも池袋でございます(寅さんじゃないけど^^;)
サンシャインが出来る前のあの一帯は
巣鴨拘置所という静かな雰囲気と、駅前の妖しげなネオンの繁華街が融合した独特の街でした。
同級生も官舎の子達が多く、
越してきては越出ていき、かなり出入りの多い学校でした。
先日、変貌激しい姿を見てみたいという両親にお供して出かけましたが
昔の住まいの横にあった石垣がそのまま残っていたのを発見して、感動!
思わず携帯で写真を撮ってしまいました^^;
ああ、○十年前は毎日ここを通っていたんだな~と
郷愁に浸らずにはいられませんでした。
折も折、ちょうど秋祭りの最中で、私が幼い頃引いた
懐かしい山車や、神輿にも巡り逢え幸せなひとときでした。
投稿: ヤッコ | 2005.09.13 23:31