« 別れを言って群集に消える | トップページ | おにぎりがおいしい »

2005.12.08

メシは、やっぱり気分だ。(ヴェルテスパ/二子玉川)

昨夜、思いがけず、ちゃんとした食事を食べることになった。

まあ、諸般の事情で、きっちりしたところではなく、気持ちカジュアルなところを選ばざるを得なかったのだけれど。
デパートに入って、現場で選んだ。予約、事前の評判など一切なし。

でも、カジュアルでも、久しぶりにちゃんとした食事の雰囲気を味わえるところにした。

入ったのは、二子玉川の高島屋の中にあるヴェルテスパというレストラン。

三笠会館が経営しているレストラン。
フレンチベースのカリフォルニア風とWebでは、謳っているが、カリフォルニアキュイジーヌといった感じではなく、気さくなイタリアンという感じ。

夜は、4千円ほどで、ディナーコースが用意されている。
いろいろ悩んだ挙句、
前菜にメニューにない「生牡蠣」(薦められた。焼も1ピース単位でオーダー可能とのこと)3個とウィークデー限定のパスタコースについている「サラダ」(金華ハムとスモークサーモンをあえたサラダ)
同伴の人間は、「たらば蟹とアボカドのガトー仕立て グレープフルーツ風味」

パスタは、日替わりともう一種類あったが、日替わりの内容を尋ねて、チョイス。
インゲンとブロッコリーのアンチョビベースのスパゲッティーニ

ショートパスタはないんかときいたら、ペンネならとのことだったが、具材的にショートパスタはあいそうにないので、やめた。
アラカルトのメニューも見たのだが、ショートパスタが全然ないのがちょっとあきません。

ショートパスタが好きなのです。おいらは。エリケとかさ。

お酒は、赤白3種類づつがオンメニューしていて、あとは、軽い食前酒的なカクテルなどが用意されている。ビールは、アサヒだけ。

サラダの金華ハムは、優しくて、周辺の油はあっさりうまかった。

パスタというと、おうちパスタの最上級という感じ。

アンチョビを売りにしている割に、薄くて、もっとパンチを利かせるべき。
湯で加減は、さすがにレストランだけあって、完璧だったけれど。
もうこれ以上茹でてはいけないとぎりぎりで止まっている。

ソースは、アンチョビを”少し”使った流動性の高いソースが底に気持ち多めにたまっている。
オリーブオイルとアンチョビをしっかり(パンチを)利かせて、オイルベースを打ち出せばもっとうまいのになと。
アンチョビを好きな人間の気持ちがわかってない。

塩と油である。やはり。

同伴は、リゾットをとったが、こちらは、すこし緩めだった(まあこれは好み)けど、チーズの濃厚さもきのこの風味もあって、さすがにレストランの味。

まあ、5千円ぐらいを出してこのぐらいの味や雰囲気というのは、ごくごく平凡。
だけれど、平日だからか、(平日限定のメニューもあるぐらいだし)ここはすいているし、その分、スタッフが若い割に一生懸命気を使ってくれるので、心地よい。
さわやかな感じ。スタッフの対応も、高級店のような良く訓練されたプロフェッショナルな感じでなく、フレッシュな感じ。
すいているからというのもあるかもしれないが…
あまりすいているのも、食材の回転からいっても良くないかもしれないが、広いので、隣との間隔は、必然、大きくなるので、ゆったり。

窓から見える夜景も、ビル全体の真中ぐらいなので絶景ではないが、南向きの大きく窓を取ってあり、駅や電車が行き交うのが見える。

電車や人ごみって、郷愁めいたものを誘う感じもありつつ、日常をみているわけで、そこから切り離された非日常で、メシを食べている自分を感じられるのが、「外食」している感覚を盛り上げてくれる。それが、一種のスパイスでもある。

常連の一人客も何人かいるみたいだし、メニューにないのを作っている感じだったし、いろいろとリクエストできるみたいで、平凡さはあるけれど、全体的に熱意みたいなものがあって、なかなかいいかなと。

とにかく、思いがけずメシを素敵な人と食うという気分が一番メシを美味しくするのだなと思った夜でした。


|

« 別れを言って群集に消える | トップページ | おにぎりがおいしい »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11100/7531491

この記事へのトラックバック一覧です: メシは、やっぱり気分だ。(ヴェルテスパ/二子玉川):

« 別れを言って群集に消える | トップページ | おにぎりがおいしい »