首都圏生活者であれば、ご存知のR25という無料の雑誌。
ここ数日気になることがある。これは、前職の遺産、レガシー(悪い意味で)である。
そしてそれは、自分の仮説では説明できないことがわかったので、さらに気になる。
たいしたことはないんだけど。
いや、俺にはあるな。
この雑誌の広告で、携帯サイト(http://R25.jp/)の広告がある。
この携帯サイトが、雑誌と同じく、なんでも無料でっせ。
乗換え案内や、ニュースとか、いろいろ、あるよ。無料だよ。つうのがある。
実際、便利そうなコンテンツばかり集めてる。
サイトは、PC用のURLと同じだから、ああ、ブラウザエージェントで振り分けてるんだろうなぁと広告を眺めていると、最近の広告の定番である、空メールを
m@m25.jp
に送信したら、URLが送られるよ。というのも記載してあった。
ほう、ドメインが違うか。(←もうこの辺からトラウマが始まっているので、興味の無い方はお控え下さい)
ということは、入力しやすさを追及して、携帯のキーが一番目になる文字だけで構成しているんだろうな。と推測。
そして、自分の携帯を見ながら、ドメイン(m25)を目で追ってみる。
mは、一番目。
数字は、もちろん一番目。(入力モード変えれば)
jpも一番目。
ああ、やはり。
だけど、数字がある時点で、俺の携帯だと、モード変えるか、何回か押下しなければいけないから美しくないなぁ。なんて。
結局、自分の携帯だと、m@m25.jp は、
11回(入力文字モード変更は、1回と数えて)
一方、URLの R25.jp は、10回
えっ、これって、URLべた打ちの方が、早いやん。
となると疑問が。
メールの方が、広告の訴求者(25‐35歳、男性)にとっては、インターフェイスとして慣れ親しんでいるだろうからと、これを記載したの?
ただ単純に流行りだから?
確かに、携帯では、ブラウザを立ち上げて、URLをべたウチしてサイトにアクセスするのって、あまりしない。
だけれど、冷静に考えると、空メールするということは、送信、着信時に、2回の通信料がかかるわけだ。
ユーザーへの利便性の追求にみえて、じつは、負担。金銭面でも負担。品質も価格もだめなわけだ。
じゃあ、裏の意味があるのかなと考えると、やっぱり、メアド収集かなと勘ぐってみたくなる。
無料ビジネスでここまできたんだから、やはり、メアド収集して、さらに広告配信などなど次のステップを考えているのかなぁと勘ぐったわけだ。
(雑誌界のGoogleか、今後は。)
やっぱりそれだよなぁ、それぐらいだもんなぁなんて電車で広告を見かけるたび思っていたのが数日前まで。
で、たまたま、その広告のまん前に立つ機会があって、よく眺めていたら、免責として、ちいさく、URLの告知以外には、メアドは使用しませんと書いていた。
だとしたら、結局、なにも考えずに、流行りでメール告知を使ったんだなと思うしかなくなったな。
でもなぁ、それだけじゃ、おもしろくないよなぁ。なんか高尚で、怪しいこと考えていないのかなぁと思うわけ。
ただ、単純に、携帯サイトのポータルになって、トラフィック集めて、より広告価値を生み出そうとしているだけなんだろうけど。
でも、少し気になる。今も。
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