奥の奥の細道の豚平焼(京都駅:とんちん亭)
京都二日目だったか、同業の方々と訪れた「鉄板焼 お好み焼 とんちん亭」
ここは、近鉄京都駅の奥、京都駅南側(八条口)の名店街の奥の奥にある。奥の細道。
もうね。
「名店街」というネーミングといい、名店街自身が、数十年前の駅ビルという感じで、小さな店が競う様に集まっていて、時間が止まっているかの様。
駅ではあるけれど、高い店はほとんどない。
そんな中で、すこし近代的というか、資本が入ってます、清潔感が漂うお店がこのとんちん亭。
それほどうまそうな匂いを感じなかったのだけれど、若輩者は諸先輩方の選択に従わなければいけない。
3人で入店すると、劇混みで、カウンターへ。
あらゆる粉モンがメニューにあって、それも、どうかなぁと思った。
お好み焼きに限らず、広島焼き、チヂミも。
ただ、お店に入って、他のお客さんが頼んでいるのをみてると、結構期待できる感じ。お店の人もなかなか感じよいし。
関西らしく、当然、お好み焼きなどは、すべて、お店の人が焼いて提供してくれる。
生地の感じ、焼き加減は、僕の好みとは少し違うが、なかなかだと思う。一般受けする感じ。
ちゃんとしてる。安心感の持てるごくごく標準的な生地、焼き加減。
鉄板焼きや一品モノが結構うまい。
あと、お店の焼いている人でベテランの人が一人いて、このひとのこてさばきは、いい。
とても、上手だ。
他の客がとるのを取っているのを見つつ、いろいろ取ってみて秀逸だったのは、なんだか最近ご縁のある
「豚平焼」
豚の多さと卵の焼き加減(半熟ぶり)が、絶妙。
入店の際、駅だけに観光客向けというかなと思ったけれど、さすがに場所的に、奥の奥で、仕事帰りの地元の人がかなり来ているのも安心感がありましたな。
選択肢がたくさんありすぎて絞るのが難しいけれど、どれとってもなかなかうまいし、それほど高くない。
あと、地ビールである「花街麦酒 」も、人のをもらってみて、少し飲んでみました。
よくまとまっているペールエール。ケルシュかな。
お好みとそこそこにあう。ライトタッチでほの甘い。ただ、ずっとは無理かな。自分は。
やっぱりラガーやきりっとしたものがいいかな。
この辺、すこし、観光客を意識しているのだろう。
ビール単体の完成度としては、なかなかだと思うけれど。
ホント、今残っている最近の地ビールは、どこでも、ケルシュ、ペールエールタイプは、どこも、完成度が高くなったなぁ。
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