フェンシングの細かいこと(3)
久しぶりにエントリします。
1.剣は折れたりするの?
折れます。消耗品です。
しなりとか、堅さとか、持ったときの感じで好きなもの、嫌いなものが、人によって違いますが、あります。
同じメーカーの同じクラスのものでも。
東京だと、ショップで多少、選べますけど、地方でやっていると、通販になってしまうから、フィーリングの合わないものを使わざるを得ないこともしょっちゅうです。
値段というよりは、感覚がマッチする剣は意外と長く使えることが多い。
ちなみに、練習用の剣(電気コードが埋め込まれていない)と試合用の剣があります。
2.もう一回聞くけど、突かれて痛くない?
ユニフォームの下に、一番突かれる部分には、プロテクターをするので、それほどではありませんが、角度やタイミングでごっつ痛いと気もあるのも事実です。
プロテクターは、聞き手側(相手に近い側)の胸当てです。女性は胸自身を保護するプラスチックカップもあります。
3.剣道とどう違う?どっちが強い?
どう違うかはちゃんと説明はできますが、どっちが強いは異種格闘技戦なので、なんとも言えません。
でも、トリビアの泉で、同一条件で行ったときには、フェンシングが勝ったそうです。
フェンシングのルールに近ければ、剣の早さから言って、フェンシングに分がある気がしますね。
日本のフェンシングの世界って、剣道出身者って多いし、皆、強いです。
やはり、剣の心構えや鋭さが養われているのもあってか。
フェンシングにも、斬るタイプの剣道的な競技、サーブルがあるのは、以前ご説明した通り。
その競技だと、高校時代、隣で練習している剣道部の先生が、遊びで相手してくれたりしましたが、舌を巻くほど強かった。
あと、剣道の経験、心得があると、フェンシングしかやったことのない純粋培養の人間には、イワユル、コテががら空きになることが多いらしく、すぐ狙われてました。
剣の心得があることは大事なんす。
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