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2006.10.19

「うどん、大人、一枚」~映画「UDON」のおもろさと父性~

夏の終わりに話題であった映画「UDON」。

感想を。

最も面白かったのは、劇場に入る前であった。

これこそが、監督が狙っているんちゃうかと思った。

だって、出札(入場券の窓口ね)に赴き、

「うどん、おとな、一枚」

って、言うのだから。

普通は、「かけ(うどん)、大、一つ」とか、「小、一つ」というところよね、うどんときたらさ。

そのうえ、「1800円です」って言われるしさ。「うどん、1800かよ、高っ!」と心のどこかで思うし。

もうシチュエーションコメディーのようだった。言ってて、笑いそうだった。

それがおもろかったところ。後にも先にも。

物語は、うどんが絡んでいるとはいえ、予想をうらぎらないというか、平平凡凡。

まあ、ブームが終わるところをちゃんとみせるのは、真摯だと思うし、何よりも、饂飩への情愛は画面を通して伝わりましたな。

CMでキーとなる、佳いセリフを事前にばら撒きすぎていて、興ざめだし、内容が事前に分かりすぎ。

最近、自分の中でテーマと言うか、気になっているのが、「父性」。弱いんだ。父親像ってのに。

なので、後半途中で、妙に感じ入るところ、泣けてくるシーンがあった。

支離滅裂な感想ですが、以上。

本広監督は、前作である「サマータイムマシン・ブルース」が一番おもろいように思う。
佳作であるが、キャストも良い。


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