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2009.02.08

The HMD! に参加した

昨夜は、豊穣?収穫の月祭りに参加した。
(イベントが1/31,書いているのは、2/1)

HMD?って何?

いや、勝手に命名しただけです。

「HMD」と聞いて、昔のヘッドマウントディスプレイを思い出した方は、ガジェットマニアとかPCマニアかもしれません。

今回は、 " The HarvestMoon Day" の略です。

舞浜のイクスピアリで作っている、ビール「ハーヴェスト・ムーン」が新橋で勢ぞろいするというイベント。

全ての生ビール用レーンに、ここのビールがつながれるというイベントでした。

かの有名なブリューマスター S氏同席のもと、解説や創り手に気軽に質問などできるという贅沢なイベントでした。今回のイベント限定の利き酒セットもあり、楽しく頂きましたねぇ。

さて、友人と一緒だったので、それほど長居は出来ませんでしたが、(混んでたしね)しっかり、呑んで来ました。

前述のS氏の名前を冠したIPA… TIPAやゆずエール。安定感抜群のシュヴァルツ。
そして、すばらしいスタウト。

それぞれ、レストラン併設のブリュワリーだけあって、料理とのマッチングなどしっかり意図があるビール群。創り手も意思のある素敵な方だし。

さて、スタウトについては、もう少し詳細を記しておきましょう。うまかったんで。

ネーミングは、僕が毛嫌いするような、この時期特有のお名前ですが、これは致し方ないでしょう。

でもね。良かったですね。そういう名前や初見で可能性を閉じちゃいけない。

今回のスタウトには、らしさを感じない切れ口(舌へのざらつきや甘み)、スムーズ感があり、その後に、余韻にスタウトらしさが感じられるという唸る味でした。

ぎりぎりスタウトの自己主張を忘れないと言うか、我の強さを見せてくれる感じでしたなぁ。

日本のスタウトは、それこそスタウトらしいオリや濁りといった雑味感と甘さは日本の嗜好や料理とあわせてることもあってか控え目なことが多い感がしています。



それは致し方ないと思う。

ブリュワリー自体がレストラン併設の所が多いし、歴史的な経緯もあるかもしれない。
ドイツを範とした技術とか。
実際、ラインナップも、アルト、ケルシュ、ヴァイツェンなどドイツ系が多い。
料理とあわせると言う意味でも、無難だし。

いわゆる「黒」は、シュバルツの方がすっきりしている分、まだ呑まれる事が多いしね。
(あっ、ハーヴェスト・ムーンさんのシュバルツは、うんまいですよ。ちなみに)

スタウトというのは、麦酒自体が「完全食」だと思いますが、「完全食」ということがより如実な種類だと思います。

ピン芸人というか、単体でいける。飯はいらないわけです。だから好きなんだなぁと思いをあらたにしました。味というか全体から感じられるものが好きなんだろうと。味だけでは、もっと美味しいビールがあるしね。それに、どこに行っても、黄色いのを呑ませてくれない状況だし。

話が脱線しました。
いやぁ、常時醸造してくれたらなぁと思いましたです。(名前を変えて)

とにもかくにもありがとうございました。
Sさんはじめブリュワリーの方々と今回のお店のスタッフの方々。

追記 翌々日に再訪して呑んでみると、若干、印象が違った気がしました。











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