月の歓送迎
昨夜、帰宅していると台風の過ぎ去った雲のない夜空に大きな月が僕の後ろから追っかけてきた。
少し欠けてるのが、照れくさそうに背中を照らしてた。
遮るものがないぶん本当に大きく見えて、夜の始まりに彩を添えて珍しく早く帰宅した自分を歓迎してくれているようだった。
僕は、月には勝手に縁があると思っている。色んな場面で語ってくる。
迎えた翌朝、いつもの時間に出勤。
今度は、昇ってきた朝陽の眩しさに向かいながら駅までの道を歩いていると、西の空に昨夜歓迎してくれた月が白んで最後の輝きを燃やして僕の背中を押して送迎してくれた。
湿度も雲もない爽やかな日の始まりに感謝。
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