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2013.05.21

門外不出のプラタナスビール?

仕事の関係もあって、東工大のすずかけ台キャンパスの学祭を覗く。
例年、GW 明けの中旬位にやっているよう。東工大というと大岡山のイメージが強いけど、横浜の奥、町田市との境付近に山毎キャンパスがある。
本当に、地元の人しか来てない感じなのだが、学祭というかんじがあまりしない。オープンキャンパスとか開放日くらいの感じ。申し訳程度に屋台がでてる。
まあ、なんだか牧歌的でいいんですが。学生も近所の小学生に一生懸命、分かりやすく伝えようとしてるし、そういう経験は役に立つ。
さて、昨年も来て初めて知ったのだが、ものつくりセンターと言うのがあって、学生が麦酒を醸造していると言う。学術的試験のための目的限定で酒造免許がおりており、三年前ほどからだそうです。あくまで、麦酒醸造を通じて、関係する技術の総合的な学びのために行っているのであって?味の追究ではないとのこと。題材。
学祭の時だけ、一般の方に簡易的な官能試験を試して貰っていて、昨年来たときは、日時も限定されており、試すことは出来なかった。すっかり忘れて、一年が経ち、今年も行ったら丁度、試すことが出来るという。
なので、当然、お試し。

遠い彩の国の空の下で、ガンガンのんでる人たちに想いを馳せながら。

限定大好きな輩ども、これ呑んでみろ、とか思いながらね。まあ、嘘だけど。
無濾過ラガーを呑んだのだけど、まだまだ他の種類の醸造はしてないようだ。学生が語る限りだと、泡持ち一つ突き詰めるだけでも要素が複雑で大変だとこぼしていた。一つ一つ理屈から迫りながら醸しているようです。
味は、まだ若くて、全体的なバランスはまずまずであっさり飲みやすいのだけど、はっきりしていない味。モルト感も、ホップも弱い。酵母が残っていたけど、酵母臭のようなものは無くて好感でしたが、まさにフレッシュマンという感じ。
中心となる学生が真面目なんだけど、彼自身は、まだ、麦酒に目覚めてないのかもな。
僕なんか解らないから言うべきことでもないけど、理屈から一つずつ潰して、極めて行きたい感じで、醸造の難しさに翻弄されているような印象を受けました。
学習の一貫かも知れないけど、自宅醸造が出来ない日本では珍しい体験だろうから、是非楽しんで欲しいね。その内、有名になったりして。今の免許は、販売は出来ないそうですが、、大学麦酒って如何にも、、ねえ。

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