散りばめられた可能性は開花せず。(96時間 レクイエム/TAKEN 3)
TOHO系映画館は、月曜日にお安いと言うことで、3本観る予定だった一昨日。
インターステラー、ゴーンガールとこれ。
結局、この一作しか観賞出来ませんでしたが。
このシリーズ、実は劇場では初。
結論から言うと、1,2,3と順に魅力が失われて順調にパワーダウンしてます。
フォレスト・ウィテカーを迎え、リアム・ニーソンとの共演、それなりに期待してました。どちらも好きな俳優だし。
まあ、これで完結ということになっていますが、まだまだ続けられそうなシリーズ。原題は、3でしかないし、物語もまだまだ続けられる幕引き。もう、寅さんのように永遠に続けてもよいかもね。TAKEN 23とか。
元妻殺害の嫌疑を第一発見者であるリアム・ニーソンがかけられ、無実を証明するため逃亡、追跡するフォレスト・ウィテカー。そんな出だし。
凡庸で最初の30分でほぼ物語は分かるのだけれど、そんな予定調和を楽しむこのシリーズだと思う。
とにかく私的。家族を守るためにハードワークするこの物語。
世界を守るとか強大な敵、イデオロギー何てものは無意味なのだ主人公には。
これまでのアクション映画の要素や伏線を散りばめつつ、回収していくのだけれど、今一歩唸れない、痺れない今作。
最後に黒人警官が白人(警官ではないが)と実は分かりあう、分かり始めるダイハード1のような要素もありつつ、しっかり締まらない。
悪くはないけど、勿論良くもない。
ポップコーンムービーと言えばいいけど、まあ、一作目からのファンとしてはなんともそこまでは言えないなあ。
一作目はぜひ観てほしい。改めて。
枯れ専の人も良いかも。(そんな人、本当にいるのかな)
ボーンシリーズとか好きな人ならお薦めかも。
とは言え、次回作が出ればまた観に行くのだろうな。
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