プラモデルのおまけ(1)
プラモデルのおまけと聞くと、どちらを思い浮かべますか?
プラモデル自体が何かのおまけで付いてくること。
もしくは、
プラモデル自体に何かのおまけが付いてくること。
今回は後者のお話。といっても、いつも通り、たいしたことではありません。
他のも少しだけ作るけど、主にガンプラを物凄く暇な時、積んプラしているのを作るのですが、制作を終えると、幾つかパーツがランナーに付いたまま残ることがあります。
そうすると、なにか見落としたかな?と自問、不安になるのですが、それが正しいことが多いものです。
いわゆる、余剰パーツ。
モノによってはかなり出てきて、何かの一部や武器を組んだり出来るほどなので、余計に心配になります。
そんなときのために、説明書には、内容物一覧として各ランナーの図があり、余剰は、×が表記されて、使わないよと記載してくれています。
それを確認して、一安心したり、ヌケモレが発覚したりするわけです。
余剰パーツなので、組み立て方については記載がありませんし、そもそも組めないこともあって、本当にパーツでしかないわけです。
組み方や組めないことを書いててくれたらとは思いますが、正式に認めるわけにはいけないでしょうね。
でも、世の中ありがたくて、何のパーツかはおおよそ分かる(元々付いてた機体や番号)ので、調べることは出来るのです。
説明書の画像を網羅的にショッピングサイトが商品写真などと一緒に記載しており、それをみれば組み立て方も分かるのです。本当にありがたい。
メーカーも黙認しているのでしょう。
電器メーカーなら、説明書のダウンロードサービスなんて、一般的だし。
さて、ここからが本題。
なぜ、余剰パーツが出るのでしょう?
ここが、製造業に関係する人は唸るところだと思います。当然と言えば当然でもありますが、非常にまともな設計思想を感じるわけです。バンダイさんに。
ガンダムのアニメーションの、おもちゃのプラモデルじゃないかと思うことなかれ。
そこには、至極真っ当なメーカーの横顔が潜んでいます。
(思ったより長くなったので、続く)
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