Miracle in the sky
昨夜のこと、170822の夜。
横浜スタジアムの夜。
広島vs.横浜
100球、完投ペースの野村、9回裏。
初回、序盤こそやや安定してなかったけれど、徐々に、淡々と横浜を料理して、交代するかと思ったけれど球数も少ないこともあって、交代せず、バッターを迎える。
ヒット。ノーアウト一塁。
バッター、筒香、予感はあった。
場外ホームラン、ツーラン。
ご存じの通り、高校野球以下の三者連続ホームランで、サヨナラ。
もう、9回裏開始時に、誰でも思い付く最も貧弱なあり得ない展開で逆転勝利。
何年ぶりかに球場で観た野球が今後も語り草になるような試合。
一昨日から引きが強い。
試合を見てるかぎり、広島も采配ミスではないかな。
投手があの球数で、ほぼ打たれておらず、直前に打席が回ったけど流れもほぼ広島なわけで、エースを完投させたい気持ちもあいまって、投手交代はあまり出来ないわな。
抑えに交代という厳格にしてもよいけれど、満塁ホームランでもないかぎり負けがないわけだし。
でも、ツーラン打たれた時点できっぱり今村に変えたのは素晴らしかったとおもうな。
どうでるかにしても、引っ張って、仮に敗けがつくような事態になったりするよりはね。エースでもあるし。
そこまでは考えずに継投してないかもだけど。
野村が抜群だった感じはなく、横浜の淡白さにも助けられていた感じ。
交代した今村も凄さは感じなかったけれど、勝負を分けたのはロペスのハーフスイングが認められず三振が取れなかったことだろうな。
ロペス、正直、今村の緩いボール、ワンバウンドするようなボールにタイミングあってなかった。おんなじ球で、仕留めておけば全然ちがっただろうに。
三振とってくれず、次の高めにいってしまった失投で、勝負が決まったな。
試合の最初の方にエルドレッドのハーフスイングを取って、三振になったことがあったけれど、あれを取って、ロペスのあれを取らないのはなあと。エルドレッドは、かなり不満を主審に現していた。
三塁側から見てる限り、あのロペスのはなあという感じ。
まあ、久々の野球があんなことになったのは、不思議な感覚だなあ。
でもねえ、試合後、現実かが未だに認識できなかったけれど、蕎麦屋に入って横浜ファンの家族と話して、野球のホーム・チームの良さってこうだよなあ、と。
そこかしこで、花が咲いただろうな。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント