「落とし物です」現金の届け出1年で36億円! 東京都内で過去最多
このニュース、いろんな見方ができると思う。
特に、先日の僕の体験(ここにはエントリしていないが)を考えると、うがった見方、ひねくれた見方もできるのだけれど、その話は割愛。
さて、BBCを聴いていたら、東京の駐在記者からこのニュースを司会者に報告していて、やり取りがあった。
その駐在員は、日本では、小さなときから、落とし物を拾ったら、近くの交番などに持っていくように教育されていて、特にお金は、そのようにしつけられていると。
そして、日本の法律では、落とし主が見つからなかったときには、拾い主に譲渡されること、また、見つかった時には、拾い主は、報酬を請求できることを報告していた。
何の問題もない、正確無比なレポート。
その後だった。UK風のコメントというのか、オチをつけようとしたのか、地下鉄では、スマホや傘なども多いが、車いすも落とし物があったりするそうです、と。
一体、持ち主はどのように帰ったのか、謎です!みたいな、オチつけていて、一瞬、笑うし、司会者も同意するけれど、よく考えると、確かに不自然だが、全くないわけじゃないか、いろいろ事情あるだろと突っ込みがある。
なんか、表面的で納得もその瞬間はするけれど、微妙なオチだよなあと思った次第。
唯一の救いは、日本は凄いとか、称賛せずに、淡々としていた報道だったこと。
なのに、最後で、今一歩だったなぁと。不思議な報道でした。
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